イタリア語ってどんな言語? その2
公開日:
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最終更新日:2013/11/25
イタリア語/italiano
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前回は自分たちの身のまわりにはイタリア語が溢れていることや、日本人はイタリア語が向いているなどの記事を載せました。
今回は少し文法的にイタリア語を紹介したいと思います!
あくまでもここで紹介しているのはイタリア語のほんの一部ですが、これをきっかけにイタリア語に興味をもってもらえれば嬉しいです。
イタリア語の簡単な特徴
イタリア語はラテン語の1つ。他にラテン語といえばスペイン語やフランス語もそうですね。特にイタリア語とスペイン語はいろいろと似てる気がします。わたしはスペイン語を勉強してまだ間もないので語れませんが、イタリア人とスペイン人はそれぞれお互いの言語も言ってることは分かるそうです。すごいですね!
語順は基本的に「主語・動詞・目的語」の順だし、英語と近い単語もあります。たとえば「到着する」は英語では arrive で、イタリア語では arrivare です。
ただイタリア語は、動詞が主語によって変化する言語なので、主語が省略されることがほとんどです。
例えば
私はピッツァを食べる。(イオ マンジョ ウナ ピッツァ)
これを見てみると、主語・動詞・名詞(目的語)の順になっています。
なぜ動詞に色をつけたのかというと、これ実は元々の形は mangiare(食べる)なんです。これが変化して、mangio は「私が食べる」と私(一人称)の意味がついています。
ただ主語にも「私」という意味がありますよね?
このままだと「私」という意味合いが強くてあまりよくありません。動詞が主語によって変化するなら主語がなくてもいいじゃないのってことで、変化した動詞で誰のことか分かるので主語は基本的に省略されます(強調する場合は別です)。
なので正しくはこのように言います。
私はピッツァを食べる。(マンジョ ウナ ピッツァ)
イタリア語を始めるとまず最初に難しいと感じるのはこの動詞が主語によって変化することだと思います。「私」のときだけでなく、「あなた」のときも「彼」のときも「彼女」のときも、人数が増えても変わってきます。英語だと He や She のときは動詞の3人称単数のsがつくだけでよかったのが、イタリア語だと全部変わります。そしてこれは現在形だけでなく、過去形も未来形もそれぞれ違います。
あとは名詞に「男性」「女性」と性別があるのもイタリア語というかラテン語の特徴ですね。え、性別?!と思うかもしれないですが、わたしは最初ドイツ語を勉強していたときには、さらに「中性」というのもあって、「え、ニューハーフ?!」って思ったのを今でも覚えています。笑
あと過去形は5種類あります;…ってなんかイタリア語を難しくしているみたいですが、そんなつもりはないです。ただ確かに新しい言語を学ぶのは簡単ではないです。でもイタリア語は比較的分かりやすい言語だと私は思います。なんていったって発音しやすいからしゃべりたくなるんですよね。
イタリア語を学んでいればイタリアで一番上の写真のようなピッツァが700円ほどで食べられますよ!笑
9ヶ月間でほんとによく食べました。でも今は日本でこういうピッツァを食べようとすると2000円は超しちゃうので、なかなか食べれない。。。
あとイタリア語のすてきな響きというのは、あの有名な”Time to say goodbye”を聴いていただければ分かると思います!実はこの曲、ほぼイタリア語なんです。私の本当に大好きな曲です。
今日はこの大好きな曲を聴きながらお別れです。
まさに Time to say goodbye ですね!笑
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